この世とあの世の間に流れている川で、船で渡っていきます。
葬儀の時に棺の中に六文銭を入れるのは、その船の渡し賃ということです。
この世とあの世の間にある川というのは仏教だけの考えだと思っている人も多いのですが、
調べてみたらギリシャ神話でも似たような考え方をしていたようです。
詳しく調べていないので詳細は・・・省きますね。
また、三途の川のこの世側の河原のことを さいの河原と呼ばれています。
この場所では親より先に死んでしまった人々は石積みをしないといけないといわれています。
あの世側にはきれいなお花畑がその広がっていてその人にとって大切な人が迎えに来てくれているという
イメージがありますが、地獄道・餓鬼道・畜生道という3方向に分かれていてその人がどのように
生きてきたかにより道が分かれるそうです。
私の周りには賽の河原まで行って戻ってきた人がいないので対岸がお花畑だったのかどうかは
わかりませんが、両親が元気な姿で待っていてくれると信じたいです。