お盆にナスやきゅうりに割りばしを刺して牛や馬に見立てた物をお供えしますが、これはただの飾りではなく
意味があるのをご存知でしょうか?
お盆に故人や先祖の霊が家に戻ってくる時の乗り物として作られています。
戻ってくる時は早く来てもらいたいのできゅうりで作った馬を用意して、帰りはナスの牛でゆっくり帰れるようにとの
気持ちが込められているそうです。
このきゅうりの馬を「精霊馬」しょうろううま ・ ナスの牛を「精霊牛」しょうろううし と呼ぶそうです。
地域によってはゆっくり故人や先祖をお迎えするため牛に乗って来てもらい、帰りは迷うことのないように足の速い馬で
帰ってもらうという所もあるそうです。
東京のお盆の期間は新盆が7月13日~16日で旧盆が8月13日~16日です。
今年は3年ぶりの行動制限のないお盆ですが、コロナ患者さんは多いのでお墓参りには行けないという方も多いと思います。
故人・先祖の方々の事を思う気持ちがあれば良いと思います。
お墓参りは行けるようになったら行きましょう。