東京では告別式を行った後に火葬場で火葬をするという流れが普通だと思われていますが、そうしないと
いけないといいうことでありません。
告別式の前に火葬をしてしまうこともあり、地域によってはそれが通常となっていることもあります。
通夜には行けないけれど告別式に参列すれば最後のお別れが出来るだろうと思っていたら、もう火葬されていたという
経験をお持ちの方もいるとおもいます。
葬儀の仕事をする前の私がそうでした。
火葬してから告別式を行うことを前火葬、骨葬と呼ぶこともあります。
昔の日本での土葬の習慣から火葬に変わっていった頃に地域によってタイミングの差がうまれたそうです。
北海道や東北では前火葬が多く関東より西では後からの火葬が多いそうです。
風習の通りにしないといけないこともなく最近では東北などでも後から火葬をすることも増えてきています。
それぞれの地域や遺族の考えで決めていくことが今は可能となっています。
お葬式はしないで火葬だけということもコロナ以降増えてきています。
どのようなカタチでお別れをするか・したいかをゆっくり考えてみてください。